東日本大震災活動 斉藤慎輔レポート

報告日:2011年4月4日

私は3月25日より、宮城県岩沼市に入ってすでに10日目ですが、現地滞在しながら、GPライダーの伊藤真一さんを中心とする有志で集めている物資を、連日被災地各地に届けております。

これまで、相馬市、岩沼市、名取市、石巻市、女川町、雄勝町、南三陸町、気仙沼市などの避難所は周りましたが、次第に避難所の多くが物資は豊富に揃ってきてます。

なので、伊藤さんの友人、知人など地元の人達の声を頼りに、孤立した小さな避難所や、自衛隊の支援がまだ入ってきていないところ、避難所から出て在宅となった人達(ライフラインが復活していない地域では物資の調達が困難で、かつ避難所に行っても物資をわけてもらえない)など、半島の奥地や、漁村の中の道が寸断されていた地帯、あるいは孤立した個人宅などいまだ支援が十分ではないところに届けてます。

昨日も、テレビでは何度も出てきているような南三陸町の避難所(物資はあり余っている)から僅か4キロしか離れていない場所で、いまだ食べる物がなく、一日おにぎりが2個で服なども着の身着のままという自主避難場所を見つけ出しました。今日もまたそこへ物資を運びにでかけます。

もともと費用のサポートを受けるつもりで動いたわけではありませんが、今回、補助されることを知ったので、事後報告になりますが、29日以降の宿泊費(ホテルをなんとかみつけだしてます)、交通費(支援物資を運ぶバンやトラックのものではなく、私が物資や情報を得るのに現地で自分のクルマで動いた分及び復路で使用したガソリンと有料道路)、食費の中の一部など、サポートを受けられるようであればお願いします。29日以降の場合、予算的にはこられすべてで5万円前後かと思われます。

なお、私たちは、団体名なども基本的には相手に伝えてません。これは伊藤さんが「誰が届けたなどは問題ではなく、困っている人の手に届くことが肝心」という姿勢に基づくものです。」