ホンダ研究所役員懇親会&スーパーGT観戦会

開催日:2012年10月28日
場 所:ツインリンク茂木・ハローウッズ&VIPルーム

スーパーGT レース風景過去2回、クルマ好きになった原点に立ち返る『クルマと遊ぼう』という企画を本田広報部と共に開催してきたが、震災の昨年を超えて今年は本田技術研究所の役員との懇談会とスーパーGT最終戦の観戦会を本田広報部と共に企画した。

当日は本田広報部用意の東京駅発のバス組と乗用車で参加する組に分かれて、午前11時にツインリンク茂木のハローウッズに集合した。バス組は午前7時半に予定通りに東京駅鍛冶橋を出発し、10時過ぎには順調にハローウッズに到着した。

クルマ組と合流後は11時過ぎにスーパーGTのホンダパドックを訪問、GT500のHSVやGT300のCR-Zの説明および見学を行った。間近で見るスーパーGTの各車両は興味深いものがあった。個人的に印象に残ったのはGT300のCRZで、レジェンドのV6エンジンをミッドシップに搭載して回生とエネルギーの放出を行うハイブリットシステムをコンパクトに組み込んでいることが興味を引いた。

将来のホンダスポーツカーへの応用になる可能性も高い。

スーパーGT ピット風景ピット訪問後、再びハローウッズに戻り、ハローウッズ心づくしのビュッフェ方式の食事を挟んで本田技術研究所の開発役員と懇談の場が設けられた。

ホンダ研究所役員懇親会本田技術研究所の出席役員は社長、福社長とはじめ、ボディ、パワートレイン、調達、デザインなど開発に携わる主要役員で、お一方あたりの懇談時間は短いながらもそれだけに貴重な話をお聞きすることが出来、内容の濃い時間を持てた。ホンダイズムを感じると同時にホンダの2013年はかなり期待のできる年になりそうだという感触を得た。

懇談を終えてスーパーGT観戦のためにコースに移動。雨がかなり本格的に降り始めていたが、観戦は本田広報部が用意していただいたVIPルームで行え、モニターなど設備の整った環境で、GT500、GT300とも激しいバトルを堪能することが出来た。

スーパーGT レース風景最終戦らしい熱のこもったレース終了後、三々五々帰宅となったが、バス組は4時過ぎにコースを後にし、8時に東京駅に帰着した。

スーパーGTはレース観戦のチャンスのなかった会員にとってはよい刺激となり、役員懇談会は日ごろ接することが少ない開発の役員との内容の濃い話題で盛り上がることが出来、またとないチャンスに恵まれた有意義な一日であった。

このような機会はぜひ、また作ってきたい。

■参加者(敬称略、五十音順)
◇AJAJ参加者(敬称略、五十音順) 日下部保雄、石川真禧照、鈴木健一、中村孝仁、伏木悦郎、吉田由美、会田肇、岡島裕二、加瀬幸長、工藤貴宏、鈴木直也、西村直人、橋本玲、堀越保、松井孝晏、松下宏、丸山誠、森野恭行、諸星陽一 ◇本田技術研究所出席役員(順不同) 山本芳春 代表取締役、野中俊彦 取締役、新井康久 取締役、三部敏宏 常務執行役員、坂内房尚 常務執行役員、和田岳弘 執行役員、林宏樹 執行役員