10月10日から12日の3連休に「首都高エコ・ロマンティックパーキング」というイベントが開催された。AJAJでは『もっと創造的に、ちょっと未来的な首都高へ』というテーマに共感し、自動車メーカー各社のご協力により「エコドライブ試乗体験」を企画実施した。その他にも、日ごろあまり接点のない首都高速道路株式会社の方々と意見交換する場を設けていただくことができた。
同イベントの会場は、首都高速湾岸線の大黒パーキングエリア。オープニングイベントが開催された10日はアイドルの『アイドリング!!!』がアイドリングストップ呼びかけ運動や、首都高の事故を減らすために『東京スマートドライバー』のプロジェクト発起人である放送作家の小川薫堂氏のトークショーなどが開催された。
表記の意見交換会は『首都高×AJAJ記者クラブ』と題され、当日一般には公開されず大黒パーキングエリア内の施設ビルの一室で行われた。参加者は会長、副会長を始め10人ほどのメンバーが集まった。
冒頭に計画・環境部の吉兼秀典部長より「池袋~新宿線の開通で渋滞が20%減」、「現在計画中の首都高の整備が進めば年間20万トンのCO2が軽減」「PMはペットボトルで10万本分減」といったデータを伺い、こうした成果がさらに上乗せされるように早急な対応を切に願うところだ。
我々AJAJサイドからは一部の質問事項を伝えていたが、わずか1時間ほどの時間では当日に出された意見を含め内容的には十分とはいえなかった。
ただ、たとえば「合流、流入方法の再考」「出入り口の増設」「道路標識をもっとわかりやすく」といった意見を述べさせていただいた。とくに「合流~」に関しては今後の流れを考えて、「出入り口~」に関しては地域の開発とあわせて共同で計画、「道路標識~」については現在分かりやすく読みやすいように改変作業中との回答があった。
普段、多くの人にとって利用頻度の首都高速だが、改善を望む声をAJAJから提案できる機会はこれまでなかったので、今回を機にこのような意見交換会や施設見学なども開催していただきたいものである。