菰田 潔 (こもだきよし)

KOMODA Kiyoshi

1950年 神奈川県川崎市生まれ

自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。

世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を走ることをここ30年間楽しみに通っている。BMW M GmbH主催のBMW Driving Experienceでニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのBMW M Race Track Training Nordschleifeでドイツ人のインストラクターと共に日本人参加者向けにニュルの走りの愉しさを伝えている。また2014年からはスウェーデンのBMW Winter Test Courseでスパイク付きのM4コンペティション、M2コンペティションでの氷上トレーニングも日本人向けに開催しているが、2020年春以降はコロナ禍で数年中断したが再開した。

2019年9月にBOSCH認定CDR(クラッシュデータリトリーバル)アナリストになるための2週間の講習を受け、最終試験に合格した。衝突時に車内のEDR(イベントデータレコーダ)に記録しているたくさんの情報を読み出し、そのデータを分析する仕事ができるようになった。事故時の情報は、衝突スピード、衝突の強さ、アクセル開度、ブレーキ圧、ハンドル角度、エンジン回転数、シートベルト装着、自動運転中など多岐に渡り、新しいクルマほどその情報量は多くなっている。マルチクラッシュに関してもデータが残り、衝突の順番もわかる。アメリカでは2012年9月以降、ほとんどのクルマから引き出せるようになっているが、現在日本では半数くらいが可能だ。日本でもデータを引き出せるメーカーが増えている。世界の潮流に乗り遅れないように、2022年7月から日本でも法制化され、3.5トン以下の車両はEDRを装着することが義務付けられた。

肩書き

モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜)

ニュルブルクリンクを走るための練習会を主宰(袖ヶ浦フォレストレースウェイ、THE MAGARIGAWA CLUB、女神湖氷上で開催)

日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)選考委員

JAF交通安全・環境委員会 委員

高速道路調査会 フェロー

一般社団法人 全国道路標識・標示業協会 理事

BMW Driving Experience チーフインストラクター

BOSCH CDRアナリスト(2019年9月から)

過去には

警察庁各種懇談会委員

国土交通省ラウンドアバウト検討委員会委員

など歴任

株式会社ドライビングアカデミー 代表取締役 (2019年7月1日から)

 

 

資格・免許

BMW Driving Experience Chief Instructor (1988年の試験開校から)

BMW Academy PKW Performance Course Level2 修了

BMW B1 Instructor

BMW B2 Instructor(2015年〜)

BOSCH CDR(Crush Data Retrieval)アナリスト(2019/9〜)

著書

あおり運転被害者、加害者にならないためのパーフェクトガイド(彩流社)2020年12月10日初版

クルマの運転術(ナツメ社) 2015年初版 2021年9月20日現在第8刷発行

BMWの運転テクニック2013(モーターマガジン社)

ドライビングの常識・非常識(日本実業出版社)

BMWの運転テクニック(スコラ)

など

専門分野/得意ジャンル

ドライビング、タイヤ、事故分析、先進技術、燃費、交通問題、日本車だけでなく欧州車も詳しい。

問い合わせ先

158-0082
東京都世田谷区等々力1-27-14
office KOMODA
電話090-2224-1950

komodakiyoshi@yahoo.co.jp

 

自動車事故分析/解析のご依頼は

「株式会社ドライビングアカデミー」

komodakiyoshi@driving-academy.co.jp

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