8月26日から28日まで第6回目の支援活動を実施しました。7月15日から18日まで4日間にわたり実施した第5回復興支援活動に続くものです。過去の活動と同様、岩手県大槌町吉里吉里地区に支援物資搬送、避難所炊出し、地区内瓦礫撤去を行いました。
参加人数は大学生を中心とする未成年者6名を含む15名です。15名はローダー、ミニバンなど3台の車両で被災地に向かいました。車両は災害支援活動許可書を取得しており、高速道路通行料は無料でした。
支援物資は事前に被災者から要望を聞き取り、彼らが希望した文房具、児童書、玩具、衣類、大工道具を中心に衣類も搬送しました。事務用品も要望され、仲間に声がけをしたところ、関西のある大手企業が事務所移転に伴い、机、椅子、キャビネットなど余剰事務用品を無料提供していただきました。我々が大型トラックを手配しました。
27日朝、現地到着。物資の積み下ろし後、直ちに仮設保育園にて敷地内にある古い便所と炊事場の撤去作業を行う。炊事場は地震の影響で傾き、保育園児には危険であることから我々が撤去作業を引き受ける。
昼食時には恒例となったウドンの炊き出しをしました。我々の活動に賛同している埼玉のうどん屋「四六吉」さんは、毎回、格安でウドンを提供しています。資金不足の我々には大きな助けになっています。被災者のみなさんも飽きずに喜んで食べていることが救いです。
午後には事務用品を積載した大型トラックが到着する。積み下ろし後、事務用品を要望している被災者に配布する。その後、撤去作業に戻り、夕方までには作業を終了させました。
28日午前中は住宅街の小さなガレキ撤去作業を行い、昼食後、帰路につきました。
以上、8月に実施した大槌町吉里吉里地区に於ける災害復興支援活動報告です。
9月中旬に計画していた第7回目の支援活動は、台風12号の東日本直撃により、山梨県の仲間の住宅が土砂災害を受け、緊急にこちらの復旧作業を実施しなければならなくなり、岩手県での支援活動は延期となりました。
改めての第7回復興支援活動は11月に計画しています。中旬から海外取材計画が小生にあることと冬物衣料品や、仮設住宅で必要とする食器類を中心とする家庭用品の集積が遅れていることが10月の支援活動を延期する理由です。
吉里吉里は一見するとガレキ撤去作業は終了しているように見えますが、宅地には細かなガレキがまだまだ残されています。復興支援活動は今後も継続する必要があります。