東日本大災害活動 津々見友彦レポート その2

報告日:2013年1月14日

日     2011/7/13-15
目的   石巻地域に水3000リッターの配布
参加車両 マツダプレマシー、三菱キャンター

AJAJの皆さまもそれぞれ、ボランティア活動をされる中、我々は水の需要がまだまだあるとのAJAJ会員の中川さんからのレポートで、急遽また「水くばり隊」を編成しました。

メンバーは基本的に前回と同じ、現地を見て心を痛め、なんとかしたいと支援に心を決めてくれた会員の一条孝さん、何度も被災地入りして支援を続けている中川 和昌さん。それに後方支援で三菱キャンターの手配とデリバリーまでやってもらう西村直人さん。そしてポルシェクラブ六本木のポルシェ使いで、頑強な体力の持ち主の北浦一司さん。

そして、有難いことにまた、3000リッターのルルドの水をサポートして頂いた鹿児島の吉田アイエム研究所からは、吉田 和真さんと後藤邦仁さんに津々見の7名のチーム編成となりました。

東日本大災害活動 津々見友彦レポート 三菱キャンター●チームは東北道の上河内SAで合流

西村直人さんが三菱キャンターをピックアップして一条さんに届けて貰い。北浦さんと合流。東北道の上河内SAで愛知県からはるばる遠征の中川さんと合流。ここで、キャンターにAJAJやスポンサー(三菱ふそう、マツダ、ルルドの水)などのステッカーを貼りました。このステッカーがあると不審者と思われず安心して水くばりが出来ます。

私は羽田で吉田さん達をピックアップして直接、仙台の佐川急便の支店に向かいました。まだ、震災後の後遺症が残る佐川急便の仙台支店はそれでも荷動きが出来るので助かりました。3000リッターの水は2回に分けて受け取ります。

●石巻専修大学へ

AJAJ水くばり隊はまず、専修大学の石巻キャンパスに向かいました。

ボランティア達のテント村はさすがに少なくはなってましたが、まだボランティアの人達が活動してました。

ここに避難している人達もいますが、彼らの水は自衛隊が補給しますが、ボランティアの人達の水が不足しているとのこと。で、ここに500リッターの水を配布しました。

●志津川湾付近を中心に

それから、まず、中川さんが何度も足を運んでいる、女川町立第二小学校に寄り、被災者の皆さんに1000リッターを配りました。次に、三陸海岸の志津川湾に面した付近を中心に一軒ずつ尋ねて水くばりです。このあたり一帯は断水していて、水道は出ません。ただ、要所要所に給水所が設けられていて、全く水がない状態ではありませんでした。しかし、クルマがなかったり、高齢の女性だけの家庭では水くみは大変です。中にはテント生活の高齢の女性も居られて、とても感謝されました。自給のために耕している畑からどうしても持って帰ってくれと無理やり大きなキャペツを2個も頂いたりもしました。

中川さんは聞き上手なので被災者の方々の辛い話を聞いて上げ、水だけではなく、被災者の方々の心のケアもしていました。さすがです。